年齢を重ねると高い周波数の音が聞こえにくくなることを利用し、若者にしか聞こえない不快な音を流して、若者を寄せ付けないようにする製品、『Mosquito』。 その発明者が、自身の発明品に対し使用規制を求めました。
この製品、口コミだけで4000台も売れたそうですが、7000人もの人が使用規制を求めて署名を行ったそうです。理由は「若者の権利を侵害している」というようなもの。
発明者のハワード・ステープルトンさんは「反社会的行為と戦うためにつくった」そうで、濫用を危惧しているようですね。
その「反社会的行為」を未然に防ごうとすることが権利を侵害することになる…だがされてしまった後では遅いという、難しい問題のようにとれますね。
ところでこのモスキート音、あなたは聞こえますか?
英「若者撃退機」の発明者、自作品への使用規制を求める
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/
science-technology/2373504/2799312
こちらの記事にも関連したことが書かれています。
高周波の音で若者たちを撃退する装置『Mosquito』が議論に
http://wiredvision.jp/news/200802/2008022622-trackback.html
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