写真は、2008年11月現在、世界最高速のスーパーコンピュータ「Roadrunner」
スーパーコンピュータの歴史は軍事に始まり、今は様々な研究へと利用されています。その性能、そして美しさの変遷を写真でたどる記事から抜粋してみました。
まず スーパーコンピュータの第1世代から見てみましょう
1938年、コンラッド・ツーゼが自宅で自費製作したZ1機械式計算機。
ツーゼの自宅での写真
1944年6月に完成したColossus Mark II。第二次世界大戦中に暗号解読器としてイギリスで使用されました。
Harvard Mark-I in use, 1944
1946年 ENIAC
真空管18800本、消費電力150KW、重さ30トン
幅24m、高さ2.4m、奥行き0.9m
最初に実用になった電子計算機。
(正確にはコンピュータではない)
1948年 IBM´s SSEC
SSECは当時としては信頼性が高く、アメリカ原子力委員会による計算や惑星の軌道計算、月の位置の計算などに使われ、そのデータは1969年のアポロ計画のフライトプラン策定の際にコースを決めるのに使われた。
1955年 EDVAC
ENIACを開発していたチームに数学者ノイマンが合流して開発に成功。の後ほぼ全てのコンピュータの原型となる。
そして60年代は真空管からトランジスタの時代となり、より大きく、より計算速度の速いマシンへと発展。
コンピュータのオペレーターとして女性が進出しています。
そしてスーパーコンピュータは美しさを兼ね備え始めます。
MareNostrumは10,240ものプロセッサからなる強力なスーパーコンピュータ。MareNostrumは現在、ヒトゲノム研究、天気予報、および薬学など、様々な研究に利用されています。
そしておまけ
PCケースの中は実はこうなっている…
体が小さくなってPCケースの中に…
Dark Roasted Blend
Most Powerful Supercomputers: Brains and Beauty
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- 参照記事
- 写真で見るスーパーコンピュータの変遷 from KEIZINE