1984年、早稲田大学理工学部の生物工学研究グループが製作したミュージシャンロボット「WABOT-2」。このロボットは、人間と日本語で自然な会話を行い、楽譜を目で認識し、両手両足で電子オルガンを演奏できるそうです。
早稲田大学では1970年ころから、ヒューマノイド・ロボットの研究「WABOT計画」をスタートしており、WABOT-1は二足歩行のロボットでした。そして1984年には視覚的に楽譜を判断し、ピアノを演奏するロボット、WABOT-2が完成。1985年にはつくば万博で公開されたWASBOTへと発展しました。現在は早稲田大学ヒューマノイド研究所現在はとしてさらに研究が続けられているようです。
そして現在では、トヨタが公開したロボットが、二足歩行かつバイオリンを演奏するというレベルまできています。
なによりデザインが相当違いますね。現在のはより人間のイメージに近いデザインで、親近感があります。リアル。
このロボット技術は、いつかは創造性を持って作曲するロボットをも開発できるようになるのでしょうか?
WABOT-2 android plays keyboard (1985)
http://www.pinktentacle.com/2008/04
/video-wabot-2-android-plays-keyboard-1985/
- 一つ先の記事: 果物電池(のようなもの)で化学反応的音楽を
- 一つ前の記事: 歌う植物
- 関連するかもしれない記事
- ショッピングカートを押すだけロボット
- 感情表現する音楽ロボット「ODO」
- イスラエル軍が開発した蛇ロボット
- 『BigDog』を見た人の反応は?…最新動画
- 組み合わせて音楽をプログラミング「ミュージック・ブロック」
Comments:0
Trackbacks:0
- この記事のトラックバックURL
- http://keizine.net/2008/04/23_00304.php/trackback
- 参照記事
- 24年前に生み出された演奏ロボット from KEIZINE